広い畑に農薬を散布したり、農作物の成長具合を調べます。使用例としてドローンに赤外線カメラを搭載して、植物が病気などにかかっていないかを調べます。
トンネルや橋などの点検、広い土地の測量など、これまで危険で手間のかかる作業が効率よく進められるようになりました。今後、建設業でも活躍の場が期待されています。
アメリカでは、家の売買でドローンが使用されています。新しい物件探しの際に実際に家に出向かなくてもドローンが様々な角度から映し出してくれるので、物件選びに役立てることができます。
アメリカ―メキシコ間の国境では、パトロールにドローンが活躍しています。人間が近づくことのできない危険な状況でもドローンなら必要な情報が得られ、また犯人を追うこともできるため、アメリカ警察やFBIもドローンを使用しています。
人を怖がる動物や、猛獣の生態調査にも役立ちます。また、ドローンを飛ばすことで人が辿り着けなかった場所の環境を調査することもできるようになりました。アメリカのNASAではオゾン層の調査に活躍しています。
カメラマンが追いつけないほどのスピードや高さのあるスポーツをいつもと違った目線で撮影することが可能です。また観客が楽しむためだけではなく指導者が選手の動きを把握することができ、改善することにも利用されています。